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あなたの奥さんもらいます(葵の子どもについて) [本]

崇郎が久しぶりに田舎に現れたのは、斉藤のじいちゃん曰く「1−2年ぶり」と言っていた。

あの子どもは、まだ立てなそうだから、1歳ではないとして、仮に7ヶ月としよう。
出産までには、十月十日かかるのだから、葵は、極端なことを言うと、17ヶ月前に妊娠したことになる。

17ヶ月って、約1年半だよね。
斉藤のじいちゃんの言う「1−2年ぶり」がドンピシャすぎる。
崇郎が父親だとするならば。

でも、崇郎が父親だよね?
だって、子どもの髪の色は崇郎の色だったよね?

しかも、葵と祐輔って、毎晩励んでいましたよね。
毎晩励む20代夫婦に子どもができないとしたら、それは不妊症なのでは、と思う。
更に、崇郎では妊娠できたのだとすると、不妊症の原因は、祐輔の精子欠乏症だったのではと思う。

はっきりは分かっていなかったとしても、20代前半のより良い元気な精子を持つであろう崇郎と行為をもって妊娠したなら、きっと崇郎の子どもだよね。

妊娠が発覚した時の葵と祐輔は、どのような気持ちだったのだろう。
普通に笑顔で生きていくこととか、できるのかな。

このまま崇郎にそっくりに成長していったとしたら、性格が葵にも祐輔にも似ていないから、親族的には謎だろうね。

村の人はどう思うのだろう?
あの日、村からいなくなった若き崇郎のことを、誰か思い出したりするのだろうか?
大家さんと斉藤のじいちゃんなら、この子崇郎にそっくりだなぁ、って絶対に思うはずだけど、子どもが年頃になった時、その2人がまだ健在かどうかは・・・。

でも。
高齢になり、衰弱した大家さんの前に、17歳くらいの、年頃になった葵の息子が現れたとしよう。
崇郎に生き写しの姿で。

きっと大家さんは言うであろう。
「おまえ・・・そうか・・・そうだったんか・・・」と、全てを悟って言うであろう。

何となくだけど、その頃には葵と祐輔は離婚してそう。
絶対、破綻するって。
赤ちゃんのうちはまだいいけど、どんどん崇郎に似てきたら、祐輔も普通じゃいられないはず。

ところで、話は子どもが生まれる前に遡るのだけど、
個人的にドキドキしたのが、斉藤のじいちゃんが子どものできない葵ちゃんに向かって、「こいつで試してみれば?」と崇郎を推したシーン。

いや、ドキドキした。
多少、葵と崇郎は、それに近い関係になっていたとは思うけど、改めて他者から突然勧められると、ドキドキした。

よかったね。
あの時、崇郎という人がいて。

きっと葵は、子どもを産んでも、いつもどおりぶっきらぼうに過ごしていくだろうから、親族はなんだかんだで誰も気づかないさ。

あんなことをして、授かっただなんてさ。

ただ、肝心の崇郎の心が分からない。
「え?!子ども?!」みたいな反応だったけど。
どう思ったんだろう。

きっと気付いただろうね。
でも彼は深く考えないから、「パパでちゅよ〜」って普通に本音?で言って、じゃあね、って帰っていきそう。
訪れた痕跡も残さずに。

でも、大家さんが葵ちゃんに「今日、崇郎きたよ」って教えるだろうから、葵ちゃんは崇郎とのあの日のことを鮮明に思い出しそう。

立ち入り禁止のトンネルをくぐって、明け方まで契りを交わしたこととか。
「別れたら、俺と結婚すればいい」と、心強く優しい言葉をくれた時のことを。

そんな中、子どもが泣いて、いつも通りの日常に引き戻されそう。
そして何事もなかったかのようにオムツを替えるのであろう。

よかったね、葵ちゃん。




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