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「ブスの本懐」を読んで思うこと。その9(ブスと性に関する) [本]

ヤリブスの性交渉。
非常に触れにくいが、これに関するカレー沢薫さんの男性視点に立った表現が秀逸すぎて、感動を覚えた。

「一生住む家なら屋根がないのは困るけど、一晩泊まるだけなら、安くて寝られればあとは何でもいい」

その通り。

そういう男に相手にされた(簡単に泊まれる宿になった)ことで、モテたと勘違いし、一気にヤリブスの道に転がる女。

いるいる、いる。

いた。

看護師時代、私は病棟で勤務していたが、隣のオペ室に新人が2名入った。
2人ともブスだった。
なぜこうも容赦なく「ブスだった」と始めから叩くかというと、ヤリブスだったから。

私の先輩(ピュアで可愛く、陰口とか言わないタイプ)でさえ、「あの子、全然可愛くない」と非難していたことが記憶に残る。
そのくらい、ヤリブスは全ての女に嫌われる。

何が気にくわないって、ヤリブスがイキがってることがムチャクチャ腹立つ。

私としては、もし自分が男で、手軽に安く泊まれるとしてもやめるレベル。
仮に自分が「1ヶ月風呂に入ってなくて、更に一銭も持っていない」のに無料で泊まらせてくれるなら、それは泊まる。
だから、「こんな俺でも泊まっていいんだ」と思う場合に限る。

そんなふうに、見合った人同士ならいいのだが。

残念ながら、ヤリブスの相手ってあまり見たことない。
ちょっと態度の悪い、でも心根の優しい、そんな人のような気がしてしまう。
だってブスとそうなるくらいだから、心の広い男だとは思う。

ヤリブスとはまた違うかもだけど、弟の同級生に、どちらかというとブスな女がいる。
ただ、小学生の頃から頭が良くてしっかりしていて、顔は例えようがないんだけど、田嶋陽子の顔をもっと凹凸なく四角くのっぺりさせて色黒くした感じ。
そうだ、マントヒヒっぽい感じ。

背も高い方で、スポーツもできると思うから、中学時代から彼氏とかいた。
ほんと、こんなこと言うの辛いけど(じゃあ言うなよ)、「あの顔で彼氏とかいた」って感じ。

それで、その人は今32歳になったけど、確か警察官と誰かに二股かけたりとかしつつ、未だに独身のはず。

一番つらい。
だって。

あの顔なのに、スポーツとかできるっていう理由だけで中学時代に多少モテて勘違いして、その勘違いを引きずって、でも実はブスっていう客観的事実に気付き始めて、認めたくないから二股とかかけてモテてる気になって、そのまま32歳になってるっていう。
自分をいい女だと勘違いしたブスが年取ったなんて、これほどキツイものはない。
「ブスが年取った」なら、いい。
「自分をいい女だと勘違いしたブスが年取った」はキツイ。

こういうのを、「こじらせてる」と表現するのだと思う。

やっぱ、ブスって大変だわ。
どんなに賢い女性でも、自分の価値の判断が極めて難しい。
低すぎてもダメ。
高すぎても幸せになれない。

時々、自分にもし娘がいて、ブスだったらどうしようと思う。
でも、結局、健康ならそれで充分だという結論になる。

ブスを考えれば考えるほどブスを見失う、というカレー沢さんの言葉を、ひたすら実感する。




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タグ:ブスの本懐
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