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入籍前夜。 [恋愛]

世の中の人は、入籍前夜をどのように過ごすのだろう。
私の場合は、前夜に彼が職場の会食で夜遅く、私は思いがけず自由に過ごせる状況になった。

なので、気になっていた赤羽の「鯵家」というお店に行って、鯵の定食を食べた。

女子会でキャピキャピ騒ぐでもなく(この歳でそんな仲間もいねーし)、早く帰って家庭的に夫の帰りを待つでもなく、よりによってディープな赤羽という街をほっつき歩く、独身最後の夜。

自分らしいなぁと思った。
独身最後の、愛しき自分だと思った。

「鯵家」で定食を食べている最中、母からLINEメッセージが届いた。

「いよいよ明日から新しい苗字だね。末永く、仲良く暮らしてね。」と。

おかあさん・・・

走馬灯のように、というのはまさにこのことだと思うほど、幼少時からの記憶が、走馬灯のように流れた。
入籍したからって母とのこれまでの思い出も、これからの関係も変わるわけではないのに、なぜか言いようもないほどに母との別れを感じて、涙が堪えられなかった。

だから泣いた。鯵家で、泣いた。ティッシュ箱がテーブルの上に置いてあって良かった。
今どき花粉症かと思われるくらい、かなり鼻かんだ。

定食の味は、きっと美味しかったと思う。
でもちょっと、改めて再訪しないと味が分からない。

完食したのち鯵家を出て、4階建て?のダイソーをブラブラして帰ってきた。
自分らしい・・・本当に。

入籍は、家族との別れなんかじゃない。
いつもどおりだということを確かめたくて、帰って母に電話して、どうでもいいネタをベラベラと話して、バカ笑いをして、いつもどおり電話を切った。

オシャレのかけらもない。

でも、これ以上ないくらい満足してる。

自分は何が幸せなのか、それは人と違ってもいい。
人に自慢するための幸せではないのだから。

人に自慢するための幸せって、「前夜は彼とディナーしました」とか、「独身友達とパーっと飲み会!」とかだろうか。

人に自慢するための幸せなんて、自分の幸せではないから苦痛だ。

これからも、自分らしく生きようと思う。
それは大人の特権だなぁと常々思う。

これからも、ディープな街道まっしぐら。(全然・・・)

こうやって文字にして書かないと、いつか「入籍前夜って何やってたっけ?」なんて絶対覚えてないであろう。
だって今ですら若干記憶が危ういので。

残しておけば、きっといつか懐かしく思うだろう。
そんな日を願って筆を置く。
タグ:赤羽 入籍
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入籍した。 [恋愛]

7月7日に、入籍した。

終わってみると、これまでの流れは全て一瞬で終わった。

両家の顔合わせも。上司への報告も。
入籍当日も。部長からの全体周知も。
彼の親族への挨拶も。

予定を短期間でこなしたから、そう感じるのだろうか。

自分が結婚したなんて、今でも信じられない。
彼とは元々住んでたから何も変わらない。

先日、改姓に関わる変更を、ようやく全てやり終えた。
長い長い道のりだった。
いや、正確に考えると、まだルミネカードだのマルイのカードだのは、全然手をつけてない。
もういいだろ。あーいうのは。

自分のことを「既婚」というのにはまだ抵抗がある。
まだ、未熟すぎるから。

でも、左手薬指に指輪をしていると、街を歩くにも仕事をするにも、謎の安心感がある。
「私には夫がいる」ということ。

もう自分34歳なんだけど、まだこんな初めて味わう感情があるんだなと知る。

そして、本当に幸せだと思ってる。
こんな幸せを毎日感じてもいいのかと、強烈な恐怖も感じる。

自分の明日からの京都出張も、彼が「帰ってきたら一緒にゴハン食べよう」と言ってくれたから、予約した新幹線の時間繰り上げて早く帰ってくることにした。

一応京都の町並みでもブラブラ見ようかな?とか思ってたけど、そういうのいいから早く帰りたくなった。
早く帰って彼に会いたいから。

いつも落ち着いていて、私のどんな話にも耳を傾けてくれて、淡々としていて、優しい自分に気付いていない、自分の優しさに酔うことのないそんなあなたを。

何とか幸せにする方法はないものか。

とりあえず今夜は、彼の大好きなハヤシライス。
そんなことくらいしか思い付かない、まだまだ未熟な自分だと思う。



タグ:結婚 入籍
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